どうも!リッチーです!
やあやあ、サトシだよ!
今回のテーマは\\ブラックホール//
理系大学院生であるリッチーの研究テーマは、ブラックホール
そんなブラックホールについて、わかりやすく解説していきます。
写真は数年前に撮られたブラックホールの写真だよ!
ブラックホールの仕組み
ブラックホールの仕組みについて解説する前に、まずはブラックホールの正体について解説します。
ブラックホールの正体は??
「ブラックホール」と聞くと、「なんでも飲み込む巨大な穴」と想像する人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際は地球や太陽と同じ天体に過ぎないのです。
穴じゃないの!?
実は穴じゃないんだ!
ブラックホールは、非常に高密度で「重い」(正確には強力な重力場を持つ天体ですが、わかりやすさのため「重い」と表記)天体です。
また、ブラックホールは重力が強く、光さえもブラックホールの重力から抜け出すことができないのです。
では、ブラックホールはどれほど高密度なのでしょうか?
我々にとって最も身近な天体である「太陽」で考えてみましょう。
ブラックホールは、超高密度で「重い」天体です。
では、直径がおよそ139万kmの太陽をブラックホールにする場合、直径何kmまで「押し縮める」必要があるでしょうか?
- 1万km
- 1,000km
- 100km
- 3km
タップして答えを確認する。
正解は、「3km」です!!
解説は少し下までスクロールしてね!
直径およそ139万kmの太陽を3kmにまで押し縮めると、太陽をブラックホールにすることが可能です。
密度に換算すると、およそ10京倍となります。
10京!?
10京とは、1の後に0が17個も並ぶ18桁の数。
ブラックホールがいかに高密度かわかる数ですね。
すごいギチギチ。。。!
ブラックホールはどうやってできるのか
ブラックホールは、非常に高密度で、「重い」天体です。
では、ブラックホールは、どのようにできるのでしょうか?
ブラックホールってどうやってできるの?
ブラックホールは、超新星と呼ばれる巨大な星の死後にできる天体です。
この超新星は、太陽の30倍以上の質量を持つ巨大な天体で、宇宙で明るく輝いています。
その超新星が寿命を迎え、爆発した後にできるのがブラックホールなのです。
少し難しいね。。。
ブラックホールは、超新星と呼ばれる巨大な星が寿命を迎えた後にできる天体
今回は簡単な説明だけ!
まだまだ謎が多いブラックホール
ブラックホールは、物理学者にとってまだまだ謎が多い存在です。
特に、ブラックホールは光ほど抜け出せない強力な重力場を持つ天体なので、望遠鏡などを用いた光学観測をすることができません。
そのため、ブラックホールの内部がどうなっているかはまだ詳しくわかっていないのです。
また、ブラックホールがどこにどれだけ存在しているのかも詳しくはわかっていません。
さらに、太陽の数億倍以上の質量を持つ超巨大ブラックホールの存在も謎に包まれています。
当ブログの管理人リッチーの研究テーマでもある「宇宙初期に形成されたブラックホール」についても、多くの謎が残っています。
宇宙の25%を占めるダークマターの候補とされるブラックホールですが、謎だらけなのがブラックホールの面白いことでもあります。
研究についてはこちらをチェック!
ブラックホール難しい!
まだまだわからないことだらけ!
ブラックホールは謎が多い代わりに科学者の好奇心を燻り続ける大きな研究テーマです。
今回はそんなブラックホールについて少しでも理解を深めていただけたでしょうか?
ブラックホールの他にも、日常生活に関するさまざまな科学の不思議を紹介中!
その他の不思議はこちらをチェックしてね!
コメント
コメント一覧 (2件)
ありがとうございます参考になります!
ご覧いただきありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです!