どうも!リッチーです!
やあやあ!サトシだよ!
いきなりですが、問題です!
湿度が高いのは、夏と冬のどちらでしょうか?
また、空気が乾燥しているのはどちらの季節でしょうか?
湿度が高い季節
空気が乾燥している季節
- 夏
- 冬
- どちらも同じくらい
- 夏
- 冬
- どちらも同じくらい
冒頭の質問、正解できたでしょうか?
空気が乾燥していると言われる冬は、夏に比べると湿度が高い傾向にあります。
空気が乾燥している方が湿度低いんじゃないの?
実は、そうとも限らないんだ!
「空気が乾燥している=湿度が低い」というわけではないのです。
空気が乾燥しているかどうかは、「空気中に含まれる水分の量」によって決まります。
一方で、湿度は「空気中にどれくらい水分を含むことができるか」という量によって決まります。
わかりやすく図を使って説明するよ!
空気中に含むことができる水分の最大量(飽和水蒸気量)に対する、空気中に含まれている水分の量の割合(%)
飽和水蒸気量は、気温によって決まります。
気温が高くなるほど、飽和水蒸気量は大きくなります。
そのため、空気中に含まれる水分の量が同じであれば、気温が高いほど湿度は小さくなるのです。
どれくらい水蒸気で満たされているかってことね!
空気は、飽和水蒸気量(空気中が含むことのできる水分の量)以上に水分を含むことができません。
湿度は100%を超えることができないからです。
冬の朝方などに発生している霧は、飽和水蒸気量(湿度100%)を超えた分の水分が、水滴として空気中に充満している状態です。
じゃあ、霧が出ているときは湿度100%?
正解!!100%を超えた分が霧として出てくるよ!
冬は気温が低いため、飽和水蒸気量が小さくなります。
そのため、空気中に含むことのできる水分量が少なくなり、空気は乾燥した状態になります。
しかし、飽和水蒸気量が小さいので、湿度は高いという状態になるのです。
なるほど!勉強になった!
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